絵と旅と花とお散歩

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南ムンバイの歴史的建造物

本記事はメインブログ(www.take--chan.tokyo)からの転載です

 

先週、ムンバイで電車に乗った話をしましたが、目的地はムンバイのフォートというエリアです。この地区はオールドムンバイエリアで、大英帝国統治下の街の雰囲気がよく保たれています。

 

 

インド門(Gateway of India)

イギリス領インド帝国時代、1924年に完成した建物です。意外と新しかった。

インド門 (ムンバイ) - Wikipedia

Gateway of India

ムンバイのこの辺りは元々は漁村だったのですが、イギリス統治が進むに連れてイギリス人総督や他の著名人の上陸地として使用されました。この門は1911年にジョージ5世とメアリー王妃がこの地を訪れたことを記念したものだそうです。高さが26mもあるので、高層ビルがない時代は、この港を目指す船の目印となっていたことでしょう。

Gateway of India

広場の海岸際にそびえる玄武岩のアーチは荘厳な雰囲気があります。広場では記念写真を撮るカメラマンが盛んにセールスをしてきますが、無視していれば特に問題はありません。人混みになりますので、スリには気を付けたほうが良いかと思います。また、日差しを遮る場所がないので、帽子があったら良かったのかな。

 

タージホテル

タージマハル・ホテル - Wikipedia

同じくイギリス領インド帝国時代、1903年に開業したホテルだそうです。

タージマハルホテル

建物の豪華さ、荘厳さには目を見張るものがあります。近寄ると、建物の大きさにも圧倒されます。

タージマハルホテル

石造りのアーチの付いた窓がおしゃれですし、細工の細かさが美しいですね。

 

ロビー

せっかくなのでロビーのパブリックスペースに入ってみました。お香を焚いて、ほのかにいい匂いが漂っている中、ゴージャスな空間が続きます。雰囲気的にはシンガポールのラッフルズホテルに似たものを感じました。

ロビー

こんな彫像や

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きれいなお花も飾られていました。

ホテル内喫茶店には入ることは出来るようでしたが、やはりお高い(日本円換算で1000円越えるぐらい)ので、中を見るだけで出てきました。

旧市街洋館群

タージホテルの近くは、何処を見ても歴史の有りそうな建物が連なっています。元々は英領インドの政府や商人の建物だったようです。

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どの建物もアジアというより、イギリス。ハリーポッターが出てきそうなイメージの建物です。外は熱帯の暑さですが。

チャトラパティ・シバジ・マハラジ・バストゥ・サングラハラヤ

旧名はプリンス・オブ・ウェールズ博物館と言い、インド古代の陶器、装飾芸術、置物、絵画、彫刻など50000点を収蔵しているそうです。建物はギリス人建築家ジョージ ウィテットの設計で、1905年に建てられたものだそうです。オールドムンバイが出来上がったのはこの頃なんですね。

こちらも、入館料と時間の都合で外から眺めただけ。次に機会があったらゆっくりと中も見てみたいと思います。

 Rajabai Clock Tower

Rajabai Clock Tower - Wikipedia

1878年完成の時計台です。ロンドンのミッグベンを模して作られたのだそうです。高さは85mもあり、雄大な威容を見せています。

 

敷地としてはムンバイ大学図書館の敷地内にあるのですが、図書館の建物も歴史物の重厚感あふれる建物です。

螺旋階段が特徴的な建物です。このアングルからだと教会のようですね。

バンベイ・ハイ・コート

Bombay High Court - Wikipedia

こちらも1879年に建てられた建物です。現在でもムンバイ高等裁判所として機能しており、門から写真を取ろうとしたら、守衛に怒られてしまいました。

アラビア海

アラビア海

このエリアはムンバイでも「フォート」と言われる地域。細い半島に港湾や都市が密集しているエリアです。すこし外れに行くとこのような海岸線になり、ビーチもあります(泳いでいる人は見ませんでしたが)

見えているのはアラビア海。この海を渡って中東や欧州と交易をしていたんだなと思うと感慨無量です。